中郷八十八ヶ所霊場 第一番札所

慈光山 金乘院

慈光山 金乘院

金乗院は、応永5年(1398年)頃、京都醍醐寺の宥秀上人により開山されたといわれます。
現在は、真言宗豊山派に属していますが、昔は古義真言宗総本山の醍醐派に属した修行寺(学僧の研修する所)としてこの地方の加持祈祷や教学の中心でした。

平成10年(1998年)に、開基600年を記念して塗り替えられた仁王門を古事の丹塗りで美しく塗り変え、修復されました。
古くからの手法で塗られた仁王像は毎日違う表情を見せてくれます。

境内には文化財として、
安政6年(1859年)の「算額」(野田市指定文化財)
徳川家の御朱印状(非公開)
が保存されております。


---------のだまメモ---------
江戸時代やそれよりも前に作られた建物や庭園は見た人しか分からない雰囲気があります。
桜100選に選ばれた清水公園と隣合う寺院(元は金乗院の敷地)ですが、
境内の中にある「劫初の桜」は公園内で一番最初に咲く桜の木で、野田の人に春の訪れを知らせる木として愛されてます。

[お知らせ]
4月15日 不動尊大祭があります。